日経広告研究所は2月初旬に広告費予測と広告・マーケティングの現状と未来を解説する毎年恒例の「2024日経広研セミナー」を開催した。
(主任研究員 上村浩樹)
2024年03月
日経広告研究所は2月初旬に広告費予測と広告・マーケティングの現状と未来を解説する毎年恒例の「2024日経広研セミナー」を開催した。
(主任研究員 上村浩樹)
2024年01月
日経広告研究所 理事長 澤田道隆
2024年はポストコロナという新しい状況、AIによる社会の変化など、次の時代への動きが加速する1年になるでしょう。この非連続的な変化の中で、企業と生活者のコミュニケーションを担う広告の重要性と責任はさらに大きくなります。当研究所は、広告界と広告活動の健全な発展に向けて寄与していきたいと思います。
日経広告研究所は「広告界2024年に向けて ―2023年回顧と2024年以降の展望-」と題して公開座談会を開催した。コロナ禍で在宅勤務やオンライン購買が普及し、社会にニューノーマルと呼ばれる新しい変化がもたらされた。2024年も変化は続きそうで、生成AI(人工知能)は広告制作にも革新をもたらしつつある。将来が見通せない時代にあって、広告界は生活者の視点に立った倫理的な行動を心掛けるべきだとしている。
日本アドバタイザーズ協会(JAA)の中島聡専務理事は、2023年のJAA活動概要を報告した。広告主など広告関係者がコンプライアンス、人権尊重などを徹底し、生活者に夢や希望を与えるメッセージを届けるように、人材育成プログラムを充実させた。コネクティッドTVなど新しいメディアの研究にも力を入れた。2024年はアドフラウドの抑制を目指してJICDAQ(デジタル広告品質認証機構)加入企業を増やすことなどを活動方針とする。
2023年12月
日経広告研究所が開設したウェブチャンネル『広研What’s HOT!』の初回協働相手であるCARTA COMMUNICATIONS(カルタ コミュニケーションズ、東京・中央区、略称CCI)が、「インターネット広告市場動向」調査について、2023年下期分を開始する。国内のデジタルマーケティング業界の関係者を対象に、2023年下期のインターネット広告市場についての動向や、今後の広告指標についての調査を行う。
(主任研究員 寺本勝俊)
2023年06月
日経広告研究所は5月25日、東京・千代田区のアルカディア市ヶ谷(私学会館)で、第56回定期総会を開催した。今回は、コロナ禍での書面開催を経て、3年ぶりに対面での開催となった。定期総会にあわせ、「広告から、興告へ。」をテーマに、シンポジウムも開催した。
2023年03月
日経広告研究所は2月初旬に、広告費予測と広告・マーケティングの現状と未来を解説する毎年恒例の「2023日経広研セミナー」を開催した。
(主任研究員 上村浩樹)
2023年01月
日経広告研究所 理事長 澤田 道隆
日経広告研究所は、「広告界2023年に向けて ―2022年回顧と2023年以降の展望―」と題して公開座談会を開催した。コロナ禍で生活者は家族を中心として人とのつながりを大事にするようになり、広告表現に反映されるようになった。睡眠など生活の質を高めることにも関心が高まった。Z世代には、「推し活」を切り口としたプロモーションも効果がありそうだ。小売業など大きな会員基盤を持つ企業が広告事業に参入する動きにも、注目すべきだとしている。
田中洋中央大学名誉教授は2022年の広告業界について、デジタル広告が成熟期に入り、グーグルなど大手プラットフォーマーの成長が鈍化してきたことを指摘した。個人情報を利用したターゲティング広告の規制が強まるなど、社会の広告の信頼性に対する関心も高まった。テレビなど既存メディア離れが進む一方、コネクテッドテレビのABEMAが話題となった。ただ、動画配信は早くも市場に飽和感が見えている。2023年は、リテールメディアなど新しい形態のメディアが台頭しそうだ。企業はメタバースの活用など、デジタル化の新たな変化への対応を急ぐべきだとしている。
佐藤達郎多摩美術大学教授は2022年の広告クリエーティブを振り返って、コロナ禍などに伴う社会課題を、取引先や消費者と一体となって乗り切ろうと呼びかける作品が注目されたとしている。他者との触れ合いが減るなかで、家族を中心として、感情を揺り動かすドラマ仕立ての作品も増えた。2023年は社会課題解決をテーマとしながらも、深刻になりきらない軽いタッチの作品、テクノロジーによる現実的な克服を扱った作品が台頭するとみている。
鈴木信二日本アドバタイザーズ協会(JAA)専務理事は2023年を展望して、デジタル広告はスマートフォンを主戦場して拡大が続くと予想する。小売業、金融などが会員データベースを利用して広告に参入する動きが活発化しそう。動画SNSのステマ疑惑が話題となるなど、安心・安全な広告への関心が高まっており、JICDAQ(デジタル広告品質認証機構)の活動支援にも力を入れていくとしている。
2022年03月
日経広告研究所は2月10日、広告費予測と広告・マーケティングの現状と未来を解説する毎年恒例の「2022日経広研セミナー」を開催した。
(主任研究員 上村浩樹)
2022年01月
日経広告研究所 理事長 澤田 道隆
日経広告研究所は「広告界2022年に向けて ―2021年回顧と2022年以降の展望―」と題して、公開座談会を開いた。相次ぐ自然災害を背景に、環境問題が生活者の身近な関心事となった。投資家はESG(環境・社会・企業統治)を重視するようになり、広告にも反映させる必要が強まった。テレビとデジタルの融合が進み、広告主はコネクテッドテレビや番組のデジタル配信の動向を注視している。2023年のサードパーティークッキー全面禁止をにらみ、自社サイトの拡充も課題になっている。
公開座談会のプレゼンテーションで田中洋中央大学ビジネススクール教授は、コロナ禍による在宅勤務や巣ごもりの影響で、若い層を中心にテレビ離れが進み、ネットへのシフトが起きている現状を報告した。注目されているZ世代は環境問題への関心が高い。ネットに親しみ、SNSの動画を通じて共感を広げている。TikTokの投稿からヒット商品が生まれている。2023年のサードパーティークッキーの全面禁止による影響に注意すべきだとしている。
2021年03月
日経広告研究所は毎年2月に翌年度の広告費予測を発表している。それに合わせて、2月10、15日の2日間に、2021年度の広告費予測と、広告・マーケティングの現状と未来を解説する「2021日経広研セミナー」を開催した。両日とも60分の講演を3つずつ開いた。
(主任研究員 上村浩樹)
2021年01月
日経広告研究所 理事長 澤田 道隆
日経広告研究所は「『広告界 beyond 2020』~2020年回顧と2021年以降の展望」と題する公開座談会を開いた。広告主、クリエーティブ、マーケティング分野に精通した3人の専門家が集まり、新型コロナウイルス下で急激に変わる広告の動向や、アフターコロナのマーケティングのあり方などについて話し合った。公開座談会の模様を3氏のプレゼンテーションとディスカッションの4つに分けて掲載する。プレゼンテーションの1人めは、中央大学ビジネススクールの田中洋教授。
公開座談会プレゼンテーションの2人目は、多摩美術大学美術学部の佐藤達郎教授。コロナ禍を反映した広告コミュニケーションと、ブランドもアーティスト化する時代の2点について、内外の広告事例を基に解説する。
公開座談会プレゼンテーションの3人目は、日本アドバタイザーズ協会(JAA)の鈴木専務理事。JAAは他の広告団体などとも協力し、デジタル広告の品質向上に取り組んでいる。同時に、ジェンダー平等の推進や、障害のある人にとって住みやすい社会の実現など、社会課題と関連する広告の啓蒙にも力を入れている。
4番目はパネルディスカッション。田中氏、佐藤氏、鈴木氏の3人のパネラーが、2021年以降の広告界を取り巻く環境の変化や、この先の展望について議論した。コロナ禍で生活者の行動様式が大きく変わる中、広告のクリエーティブやメディア選択、マーケティング手法などで新たな動きが生まれ、広告界の変革は一段と進むという点で意見は一致した。司会は日経広告研究所専務理事の北村裕一。
2020年05月
日経広告研究所は2020年度の事業計画と収支予算案などを決めた。コロナウイルス感染拡大に伴い、東京都で緊急事態宣言が発令されていたため、会則に基づき書面での開催とした。第1号議案「2019年度事業報告と収支決算」、第2号議案「2020年度事業計画と収支予算案」、第3号議案「役員選任の件」がいずれも承認された。
2020年03月
日経広告研究所からのお知らせ
◆新規会員のご紹介
◆日経広告研究所人事
日経広告研究所は2月13日と21日、「2020 広告トレンドセミナー 広告・マーケティングの現状と未来」と題した恒例のセミナーを東京千代田区のアルカディア市ヶ谷で開催した。2日間に1時間の講座をそれぞれ3つずつ開いた。
(主任研究員 上村浩樹)
[2020-03-01]
2020年02月
日経広告研究所からのお知らせ
新規会員のご紹介
2020年01月
日経広告研究所 理事長 澤田 道隆
日経広告研究所は「広告界 beyond 2020~2019年回顧と2020年以降の展望」と題する公開座談会を開いた。広告主サイド、クリエーティブ、マーケティング分野に精通した3人の専門家が集まり、デジタル経済下で急激に変化する広告の今後や、新時代のマーケティングのあり方などについて話し合った。公開座談会の模様を3人のプレゼンテーションとディスカッションの4つに分けて掲載する。1本目は、中央大学ビジネススクールの田中洋教授のプレゼンテーション。
[2020-01-05]
公開座談会プレゼンテーションの2つめは、多摩美術大学美術学部の佐藤達郎教授。「ブランドパーパス」と「メディア概念の“大”拡張」という2つのトレンドを、カンヌライオンズと日本の事例を基に解説する。
[2020-01-05]
公開座談会プレゼンテーションの3人目は、日本アドバタイザーズ協会(JAA)の鈴木専務理事。デジタル広告にアドフラウドなどのさまざまな問題が表面化する中、広告価値を再定義する機運が高まる。他の広告団体などとも協力して、問題解決に取り組んでいる。
[2020-01-05]
4番目はパネルディスカッション。田中氏、佐藤氏、鈴木氏の3人のパネラーが、2020年以降の広告界を取り巻く環境の変化やこの先の展望について議論した。デジタル経済下で生活者の行動パターンが大きく変わる中、広告のクリエーティブやメディア選択、マーケティング手法などで新たな動きが生まれ、広告界の変革は一段と進むという点で意見は一致した。司会は日経広告研究所専務理事の渡部数俊。
[2020-01-05]
2019年11月
2019年10月
日経広告研究所と日本マーケティング協会(JMA)は9月26日、東京・六本木の日本マーケティング協会アカデミーホールで、「“マーケティングと広告”プロフェッショナルの心得」というテーマでシンポジウムを共催した。この内容を紹介する。
(主任研究員 村上拓也)
[2019-10-31]
日経広告研究所と日本マーケティング協会(JMA)は10月8日、『広告白書2019年度版』発刊記念として「クリエーティブ思考が世の中を変える」と題するシンポジウムを共催した。若手クリエーターが、環境変化に伴う広告コミュニケーションの課題についてクリエーティブ思考がどのように社会を変える力を持っているかについて議論した。
(主席研究員 二瓶正也)
[2019-10-30]
2019年08月
日経広告研究所は7月、第2回の「日経広研プレミアム講座」を開催した。広告界を取り巻く環境を俯瞰できるように、興味深く、タイムリーで、多様なテーマを選び、第一線で活躍する専門家や業界のリーダーに講師を依頼した。5日間で15の講座を開催した。全15講座は大幅な加筆修正後に編集され、12月に単行本『広告ってすごい!がわかる人気講座vol.2』として発行を予定している。
(事務局長 宮尾雄貴)
[2019-08-01]
2019年06月
日経広告研究所は5月29日、東京・千代田区のアルカディア市ヶ谷(私学会館)で第52回定時総会を開催した。多数の会員企業が出席する中、澤田道隆理事長(花王代表取締役執行役員)は、「基礎研究に加えて、多様な広告のあり方を研究する自主研究の領域に尽力し、会員の皆様とその成果を共有していきたい」と抱負を語った。
[2019-06-01]
2019年03月
2019年02月
日経広告研究所が広告宣伝活動に熱心な有力企業を対象に毎年実施している、「広告動態調査」の調査結果がまとまり、このたび報告書を刊行した。今回は、統合型マーケティング関連の質問を大幅に拡充。また、インターネット関連の質問も充実させている。
(主席研究員 二瓶正也)
[2019-02-28]
日経広告研究所は2月12日と20日の2日間、「2019 広告トレンドセミナー 広告・マーケティングの現状と未来」と題した恒例のセミナーを東京中央区のTKPカンファレンスセンターで開催した。2日間の午後に60分の講座をそれぞれ3つずつ開いた。演題とテーマは以下の通り。
(主任研究員 上村浩樹)
[2019-02-27]
日経広告研究所と日本マーケティング協会(JMA)は1月31日、「『Tap スマホで買ってしまう9つの理由』~スマホが変えたマーケティング~」と題するシンポジウムを共催した。モバイルマーケティング研究の第一人者として知られるニューヨーク大学の経済学者アニンディヤ・ゴーシュ教授を招き、モバイルならではの特性やその将来性について議論した。
(主席研究員 二瓶正也)
[2019-02-27]
2019年01月
日経広告研究所 理事長 澤田 道隆
[2019-01-07]
日経広告研究所は「2018年の回顧と19年の展望」と題した公開座談会を開いた。広告主サイド、クリエーティブ、マーケティング分野に精通した3人の専門家が集まり、急成長するデジタル広告の今後や、新時代の広告主のマーケティングのあり方などについて議論を交わした。公開座談会の模様を3人それぞれのプレゼンテーションとディスカッションの4部構成で掲載する。1本目は、中央大学ビジネススクールの田中洋教授のプレゼンテーション。
[2019-01-06]
公開座談会プレゼンテーションの2つめは、多摩美術大学美術学部の佐藤達郎教授。同氏が呼ぶ「起点創造型クリエイティブ」の動きが、日本の新聞広告でも開花してきているなどと指摘する。
[2019-01-06]
公開座談会プレゼンテーションの3人目は、日本アドバタイザーズ協会(JAA)の鈴木専務理事。デジタル広告にアドフラウドなどのさまざまな問題が表面化する中、広告価値を再定義する機運が高まっていると指摘する。他の広告団体などとも協力し、問題解決に取り組む。
[2019-01-06]
4番目はパネルディスカッション。佐藤氏、鈴木氏、田中氏の3人のパネラーに、広告を取り巻く環境の変化や、2019年の展望などについて聞いた。生活者が大きく変わり、広告界はクリエーティブやメディア選択、マーケティング手法など、さまざまな面から変革を求められているということで意見は一致した。司会は日経広告研究所専務理事の近藤太一。
[2019-01-06]
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