世界最大の広告祭「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル2023」が開催され、874点が受賞した。佐藤達郎多摩美術大学教授は、受賞作を「大きな社会課題から小さな社会課題へ」「テクノロジーの民主化」「伝統的ワンアイディア表現の復権」の3つに分類し、その傾向を分析した。自社の商品・サービスを顧客一人ひとりの社会課題と関係づけた広告などが注目された。
カンヌライオンズ(詳細は会員専用)
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2023年08月
大きな社会課題から小さな社会課題へ――カンヌライオンズ2023話題作の3つの傾向
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2021年02月
【イチからわかる カンヌライオンズ】
ビギナーのためのカンヌの過ごし方・番外編。
“会場外での日々”を堪能するヒントをお伝えします。カンヌライオンズの“そもそも”論からを、12回にわたってお伝えしてきたが、連載の最後に番外編をお届けする。カンヌライオンズ会場以外でどんな風に過ごすべきか?について、記していこう!
(多摩美術大学美術学部教授 佐藤 達郎)
写真は街いちばんの目抜き通りであるクロワゼット大通り
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2021年01月
【イチからわかる カンヌライオンズ】⑫
ビギナーのためのカンヌの過ごし方・その2。
もしもあなたが、広告主側の担当者だったとしたら…カンヌライオンズの“そもそも”論からを皆さんにお伝えしてきた連載の第12回をお届けする。今回でいったんは最終回なのだが、次回、会場以外についてお伝えする“番外編”も予定している。
(多摩美術大学美術学部教授 佐藤 達郎)
写真は10年以上にわたって贈賞式を仕切る名物司会者
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2020年12月
【イチからわかる カンヌライオンズ】⑪
ビギナーのためのカンヌの過ごし方・その1。
初めてのカンヌライオンズを、有意義に楽しむ法。カンヌライオンズの“そもそも”論からを皆さんにお伝えしていく連載の第11回目をお届けする。この連載も早いもので、すでにそろそろ1年。次回でいったん終了にする予定だ。今回と次回は、“ビギナーのためのカンヌの過ごし方”。皆さん、ぜひ、カンヌへ!
(多摩美術大学美術学部教授 佐藤 達郎)
写真は会場地下での小規模セッション
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2020年11月
【イチからわかる カンヌライオンズ】⑩
コンサルは本当に、攻め込んできてるのか?
広告会社以外の、カンヌでの存在感が増大。カンヌライオンズの“そもそも”論からを皆さんにお伝えしていく連載の第10回目をお届けする。ここ数年、カンヌライオンズでは、広告会社以外の様々なプレーヤーが活躍を始めている。なかでもコンサルティング会社の勢いは、とても目立つ。果たして、その実態とは?
(多摩美術大学美術学部教授 佐藤 達郎)
写真はスナップチャットが会場前に設置した観覧車
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2020年10月
【イチからわかる カンヌライオンズ】⑨
日本からカンヌに応募する必要があるのか?
その意味合いを考えてみましょう。カンヌライオンズの“そもそも”論からを皆さんにお伝えしていく連載の第9回目をお届けする。前回と今回の2回にわたって、「カンヌライオンズにおける日本」について取り上げている。前回は、日本勢の成績が実際のところはどうなのかを振り返った。今回は、日本からカンヌライオンズに応募する意味合いについて考えていきたい。
(多摩美術大学美術学部教授 佐藤 達郎)
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2020年09月
【イチからわかる カンヌライオンズ】⑧
日本勢は苦戦続きなのか?
いえいえ、なかなかに頑張っています。カンヌライオンズの“そもそも”論からを皆さんにお伝えしていく連載の第8回目をお届けする。今回と次回の2回にわたって、カンヌライオンズにおける日本勢の動向について取り上げたい。毎年のように“ニッポン、不振”と報じられがちな印象があるが、実際のところはどうなのかを振り返り、さらに日本からカンヌライオンズに応募する意味合いも考えていきたい。
(多摩美術大学美術学部教授 佐藤 達郎)
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2020年08月
【イチからわかる カンヌライオンズ】 ⑦
「現実の鏡」としてのカンヌ。
トレンドの変遷を振り返ってみよう。
カンヌライオンズの“そもそも”論からを皆さんにお伝えしていく連載の第7回目をお届けする。前回に続いて取り上げるのは、カンヌライオンズにおけるトレンド。カンヌの受賞作や話題作には、その年ごとの、あるいは数年続くトレンドがあると言われる。今回も、その歴史をざっと振り返ってみよう。
(多摩美術大学美術学部教授 佐藤 達郎)
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2020年07月
【イチからわかる カンヌライオンズ】 ⑥
振り返ると、受賞作には流れがある。
この20年、カンヌはどう変わったのか?カンヌライオンズの“そもそも”論からを皆さんにお伝えしていく連載の第6回目をお届けする。今回と次回で取り上げるのは、カンヌライオンズにおける流れ、トレンドだ。2回にわたって、21世紀に入ってからをざっと振り返り、ここ数年のキーワードにも迫っていく。
(多摩美術大学美術学部教授 佐藤 達郎)
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2020年05月
カンヌに常連はいるのだろうか? エージェンシーと クライアント、それぞれについてご紹介します。
カンヌライオンズの“そもそも”論からを皆さんにお伝えして行く連載の第5回目をお届けする。今回は、受賞やセミナー登壇での“カンヌの常連”に関して、国、エージェンシー、クライアント、それぞれについてお伝えしていきたい。
(多摩美術大学美術学部教授 佐藤 達郎)
[2020-05-31]
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広告賞の価値は、審査員で決まる。受賞作は、 どこの誰が、どうやって選んでいるのか?
カンヌライオンズの“そもそも”論からを皆さんにお伝えして行く連載の第4回目をお届けする。今回は、いったい“誰がどうやって選んでるの?”という審査員の件にフォーカスして、解説していきたい。
(多摩美術大学美術学部教授 佐藤 達郎)
[2020-05-10]
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2020年04月
カンヌは「新傾向の宝庫」。 大昔からデジタルに注目していた!
カンヌライオンズの“そもそも”論からを皆さんにお伝えして行く連載の第3回目をお届けする。今回は、カンヌライオンズの「賞の体系=部門」について。2019年で27部門(27のライオン)にまで肥大化し、複雑化した賞の体系について、その変遷も含めて可能な限り解説して行きたい。
(多摩美術大学美術学部教授 佐藤 達郎)
[2020-04-01]
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2020年03月
カンヌはいつから、“広告の聖地”となったのか?
カンヌライオンズの“そもそも”論からを皆さんにお伝えして行く連載の第2回目をお届けする。今回はカンヌライオンズの歴史について。第一回目がベニスで行われたこと、開催場所がカンヌに定まるまでに30年が必要だったこと、フィルム以外の部門が出来るまでに40年近くかかったことなど、知られざる事実のオンパレードとなっている。
(多摩美術大学美術学部教授 佐藤 達郎)
[2020-03-02]
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2020年02月
ライオンは百獣の王、カンヌライオンズは、国際広告祭の王。
カンヌライオンズ。名前を聞いたことはあるが、それ以上はよく分からない。語りたくても語れない。そんな皆さんに“そもそも”論からお伝えすることで、カンヌライオンズとの関わりをより深めていただき、より多くのヒントを得ていただこう。そんな意図で連載を始めることにした。連載が終わるころには、読者の皆さんそれぞれに、「カンヌライオンズとの正しい付き合い方」が身に付くことを願って! 今回はその第1回目である。
(多摩美術大学美術学部教授 佐藤 達郎)
[2020-02-03]
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