日経広告研究所はこのたび『新マーケティング・コミュニケーション戦略論』を発行いたしました。
消費停滞が続き、より“売り“につながるマーケティングが求められる今日、マーケティング・コミュニケーション活動への注目が高まっています。情報化社会の進展、IT関連の急速な進歩はマーケティングの情報化を急速に進め、その手法は大きく変化しました。消費者層の絞込みとその把握がより容易になったことから、特定の消費者とは会話することも不可能ではなくなった局面において、従来のコミュニケーションツールと比べてより直接的でインタラクティブな活動が見られるなど、購買意欲の喚起に向けたさまざまな取り組みが展開されています。
本書では、いわゆる広告活動を除いたマーケティング・コミュニケーションの最新理論と戦略を体系的にまとめました。4年前に当研究所から刊行した『新広告論』の姉妹編としての位置づけにありますので、読み比べていただくと現代の広告・マーケティング理論におけるテーマと諸問題を網羅できるものと期待されます。
編著者は、『新広告論』の編者の一人でもある亀井昭宏早稲田大学教授と、ダイレクトマーケティングの第一人者であるルディー和子氏がつとめ、若手精鋭の研究者諸氏が分担執筆に加わっています。
日経広告研究所の会員企業・団体の方は、会員特典により直接購入の場合は定価の3割引(送料別)で購入できます。また、日本経済新聞出版社より全国主要書店にも配本いたします。
ぜひご一読をいただきたく、ご案内申し上げます。
(執筆者)
亀井 昭宏 (早稲田大学商学学術院教授)
ルディー 和子 (ウィントンアクトン社代表取締役社長)
安藤 和代 (千葉商科大学サービス創造学部専任講師)
五十嵐 正毅 (大広 東京SOL開発局CCセンター)
及川 直彦 (電通ネットイヤーアビーム代表取締役社長)
大瀬良 伸 (東洋大学経営学部講師)
中野 香織 (駒澤大学経営学部市場戦略学科専任講師)
松本 大吾 (専修大学経営学部非常勤講師)
亀井昭宏、ルディー和子編著
2009.6.8発売
A5判 269ページ
定価2,200円(税別)
ISBN 978-4-532-64081-1