日経広告研究所報

2020年

日経広告研究所報 vol.309 (February/March)
日経広告研究所報』vol.309(20年2月号)を発行しました。(会員向け会報誌) 今号から表紙デザインを一新しました。装いも新たに20年最初の発行となる今号の巻頭特集のテーマは”パーパス”。昨年のカンヌ・ライオンズでも、世界の有力企業が自社のブランド・パーパスを語るコミュニケーションで注目を集めました。  統合型ブランド・コミュニケーション研究会報告(前編)を掲載するほか、「広告主を訪ねる」ではイオンモールのSDGsへの取り組みを紹介しています。学生論文では、関東学生マーケティング大会論文部門1位となった早大・守口ゼミの論文を掲載します。

INDEX目次

テーマ内容
特集 サステナブル社会では、パーパスのコミュニケーションは必要なのか?
【インタビュー】サステナブル社会におけるパーパスとコミュニケーションの重要性 /青木茂樹 3P
【取組事例】パーパスを掲げてサステナブル社会を目指す /新名 司 7P
【日本マーケティング協会セミナー】
 「パーパス・ブランディング」の可能性 /山田敦郎、 ジェイソン・M・シースラック 10P
連載広告主を訪ねる
SDGsに取り組む社会インフラとしての役割を訴求
 イオンモール 宮入貴子氏に聞く
連載BtoBコミュニケーション新時代(第3回)
ソーシャル・コミュニケーション /山﨑方義 20P
研究会報告統合型ブランド・コミュニケーション研究会
統合型ブランド・コミュニケーション組織の検討(前編)
 ―統合型ブランド・コミュニケーション研究の焦点と方法 /久保田進彦 24P
論文 
メディア・エンゲージメントを加味した出稿組み合わせの効果
 ―新聞×デジタル広告の事例より /吉田正寛 30P
私の研究[252]
「野生の思考」から生み出す 問題提起への研究を目指す /森 一彦 38P
連載人を集めることから学ぶ 新しい広告コミュニケーション(第3回)
商業の人集めの変化 ―駅ビルを例に /松本阿礼 40P
学生論文 
新商品の二種同時展開が購買意向に与える影響と その要因の解明
 /早稲田大学  阿部圭崇、伊藤優香、佐久間夕莉、髙橋萌、早川諒、満島弘紀 44P
ブックレビュー 
『ストーリーで伝えるブランド』(デービッド・アーカー著) /久保田進彦 50P
『消費者行動の心理学』 (産業・組織心理学会企画/永野光朗編) 髙橋郁夫 51P
『データの世紀』 (日本経済新聞データエコノミー取材班編) /広瀬盛一 52P
『世界はデザインでできている』(秋山具義著) /三浦俊彦 53P
連載広告研究の原理・原則はいかに実務に関係するのか(第13回)
社風に立脚、真の目的・課題を知り、アンテナ高く、新手法と会って正鵠を射る
 ―ダイキン工業片山義丈氏との対談 /水野由多加 54P
シンポジウムJIAAが20周年記念シンポを開催
イノベーションで切り開くインターネット広告の未来  60P
連載人間の本質から考える広告(第4回)
代表性バイアス、カクテルパーティー効果、フォン・レストルフ効果とスノッブ効果
  ―東亞合成の事例を中心に  /角川知紀 64P 
広告アゴラ  
「競合店の可視化」をキーにした小売研究 /寺本 高 68P
お知らせ 
研究員ノート:デジタル広告の健全な発展のために ~JAA「アドバタイザー宣言」 /坂井直樹 70P
大学生によるマーケティング関連大会・論文賞結果報告 72P
研究所だより 73P
論文紹介ARF『Journal of Advertising Research』より
The Relative Effectiveness of Endorsers /Arpita AGNIHOTRI , Saurabh BHATTACHARYA 90P