日経広告研究所報

2020年

日経広告研究所報 vol.311(Jun/Jul.)


INDEX目次

特集問われている広告の役割と価値
いまあらためて広告とは何かを問う
 ―虚構機能の視点から考える広告の役割と価値 /坂井直樹 3P
対談:広告の企画におけるアート活用の新たな展開
 ―SNS時代のビジネスとしての広告とアートの共創/青木貞茂、上原拓真 7P
新型コロナウイルス対策の「行動変容」と 広告の「態度変容」の共通項 /境 治 12P
いま広告クリエーターに価値はあるのか /中川リョウ 14P
新型コロナウイルス感染拡大下に広告ができること /梶原光徳 16P
研究・提言    
女性求人情報の歴史的推移から見た女性人材活用 /渡邉嘉子 18P
戦略こそクリエイティビティを持つもの
 ―カンヌライオンズ2019クリエイティブ ストラテジー部門から見えた戦略の可能性 /清水武穂 26P
対外的広告が組織の内部成員に与える影響
 ―大学を題材とした探索的検討 /五十嵐正毅、國府俊一郎、白井康之、渡邊直人 28P
未来の駅が創造する価値の研究(下)
 ―「LDKステーション利用意向」に関する実証分析 /立花徹也、増田光一郎、甲斐美由紀 36P
オケージョン認知とブランド・セイリエンス、購買行動の 関係性
 ―製品カテゴリ購買頻度の調整効果を踏まえた検討 /畠山仁友、武谷慧悟、緒方敦、久保田進彦 44P
広告事例研究    
連載  
広告主を訪ねる
 「レジリエントでサステナブルな社会」の実現を目指す
   MS&ADインシュアランスグループホールディングス 能勢恵美氏に聞く/ 52P
連載  
SDGsは「広告づくり」の追い風になる(第2回)
 広告から広〝動〟の時代へ /梅田悟司 56P
連載  
BtoBコミュニケーション新時代(第5回)
 採用コミュニケーション /山﨑方義 60P
連載  
人を集めることから学ぶ新しい広告コミュニケーション(第5回)
 集まるデータを価値化しマーケティング活用する / 中野 暁 64P
連載  
広告研究の原理・原則はいかに実務に関係するのか(第15回)
 アドテクに隠されていた根底「人間の著作権」が次のビジネス原理
 ―有園雄一氏との対談 /水野由多加 68P
広告アゴラ 
NIKEの「パーパス」から“今”を観る / 森 一彦 58P
私の研究[254]
小売マーケティング論の再構築が研究テーマ / 菊池一夫 74P
学生論文 
クチコミ効果の高いインスタグラムのレビュー投稿とは何か
 ―投稿者の写真の撮り方に注目して / 立命館大学  森澤梢、荒木麻那、中垣里菜 76P
ブックレビュー 
『消費者行動における感覚と評価メカニズム』
(石井裕明著) /久保田進彦 82P
『eクチコミと消費者行動』(菊盛真衣著) /髙橋郁夫 83P
『Think Disruption』(河南順一著) /広瀬盛一 84P
『日本型プラットフォームビジネス』
(小宮昌人、楊皓、小池純司著) /三浦俊彦 85P
お知らせ 
研究員ノート
日常の広告、非日常時の広告 /土山誠一郎 86P
研究所だより 87P
論文紹介 
ARF『Journal of Advertising Research』より
Can Your Ad Go Abstract without Affecting Willingness to Pay?  /Francesco MASSARA et al. 102P